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再注目を浴びるレコードブーム

 DJに関する情報をお届けしてきましたDJ研究室ですが
昨今アナログレコードの再ブームによるレコード、ヴァイナルへの注目が高まってきました

ターンテーブル自体がインテリアとしてのファッションというメリットもあるのでしょう
今回は少しアナログレコードの音質についてのお話をさせて頂きます
DJの方も、レコードに興味を持った方も少しだけ一緒に考えてみましょう

レコードとCDどちらの音がいいの?

実はこの「お題」ニワトリが先か卵が先かのジレンマのように
昔から専門家達がぶつかりあってきたものです
サンプリング周波数だのビット深度だのと、こむずかしい話は置いておき
初心者の方にもわかりやすく説明させて頂きます

VinlyCD.jpg

 人間の可聴領域は大体 20Hz~20kHz と言われています
レコードもCDもハイレゾも全部、可聴領域を上回った周波数帯域を出せちゃいます

可笑しな話になってきましたね
じゃあCDもハイレゾもレコードだってどれも聴こえてる部分は同じじゃないか
っていう話かというと…違うんです

音楽を聴くという行為が非常に簡易化されてしまった現代は
パソコンにイヤホンを差してYOUTUBE等で曲を聴くという人が増えてきました
良いヘッドホン・良いスピーカー・良いアンプ!とまでは言いませんが
先ほど言った 違い はここにあります

「耳で聴くのではなく肌で感じれるものである」

音は振動なのですから当たり前のことなのですが
すっかり忘れ去られてしまっているのでは無いでしょうか

少し話がそれてしまいましたがもう一つの違い ビット深度 というもの

ハイレゾ音源:32ビット
DVD音質:24ビット
CD音質:16ビット

「これって何よ!?」の答えにマジメに答えると少し長くなるのでイメージしてもらいましょう
ドット絵というものはご存知でしょうか

ドット絵でゲームのドラクエに出てくるスライムが描かれているとして
16マス×16マスがCD音質 24×24=DVD音質 32×32=ハイレゾ音源
どれが よりなめらかなスライムですか?

量子化ビットレートの問題なので厳密にはもっと細かくなるのですが
デジタル化した音楽のイメージとしては上記の内容と思って下さい

CDというのはアナログレコーディングをデジタル化する為に圧縮されたデータであり
量子化する再に可聴領域外は不要なデータとして処理されているのです
これは低音の振動がレコードでは低音の揺れとしてスピーカーに伝わっているのに対して
CDだと不要なデータとして聴こえない部分の音の振動がスパッと切れます
聴こえないならいいじゃん?違います
最初にあげた「違い」の聴こえなくても振動として体が感じてます
残響部
図はイメージではありますが
デジタルの場合は必要無い部分の音はスパッと切れるのに対して
レコードの場合になると聴こえない部分でも音としてなめらかに動いています

はてさて、ここまで話すとレコードってもしかして一番いいの?
ってなるのですが
それだけの話でしたらこの世界にオーディオマニアと呼ばれる人達がいなくなってしまいます

レコードで音楽を聴くというのは環境が大事なのです

適当な扱いをすればデータと違い
一枚の「物」ですから劣化もします、曲がったり傷がついたり
入手困難になってしまったり

カートリッジ・針の選択で音質は急激に変わりますし
しっかり水平な位置に置き、インシュレーターによる振動吸収だの
ケーブルの一つ一つの見直しアンプ・スピーカー選び
レコードの静電気対策から湿度管理まで
オーディオ用の高級電源タップだったり
果てはオシレーターで自宅の電流まで調べるツワモノが出てきます

「物」であるから、その曲や音楽に愛着が沸くのでしょうね

 またアナログノイズとは切っても切り離せない関係にあります
アナログノイズをレコード特有の良い所と見るか悪い所と見るかは人それぞれですが
針を落とした時の「ボツッ」という音や
静電気による「パチッ」という音、針のトレースが悪ければ常に「サーッ」と小さな音が
これも一つの味だと思いますし
「アナログレコードの音はぬくもりがある」と言われる所以でもあります

是非一度あなたもアナログレコード感じてみませんか?

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